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平成21年(2009年)総会・交流会 in 四国 |
平成21年5月22日~24日にかけて、四国は香川・高知において、平成21年度の総会・花と緑を語る会、交流会が行われました。総会及び花と緑を語る会は香川県善通寺市の「善通寺フラワー&ガーデンフェスタ2009」の会場のひとつである善通寺市民会館にて行われました。 |
5月23日:総会 |
総会 15:00~15:45 平成20年度の活動報告及び会計報告、平成21年度の活動予定及び予算案がいずれも承認され、役員改正については井上会長の再任をはじめ各役員が承認されました。 また、グリーンハートプロジェクト報告、ブロック活動報告、来年の交流会(奈良)のお知らせがありました。 |
花と緑を語る会 16:00~17:20 今年の花と緑を語る会は、善通寺フラワー&ガーデンフェスタ2009との同時開催との位置づけとなり、「市民がつくる花と緑のまちづくり」をテーマに、一般の市民の方々にもご参加いただける公開の講演会となりました。 〇講演「善通寺ガーデンクラブの活動について」 善通寺ガーデンクラブ 副会長 杉峯美代子さん、石谷加名子さん、正 朗子さん 「第18回全国花のまちづくりコンクール」で花のまちづくり優秀賞を受賞されたクラブの活動をご紹介いただきました。クラブでは、おしゃべり会や講習会、見学会、オープンガーデン、おしゃべり広場(屋上庭園)や花壇づくりなど多彩な活動をご紹介いただきました。 〇講演「全国都市緑化フェア はじめてのまちなか会場」 (株)ライフ計画事務所取締役 村岡政子さん 第25回全国都市緑化ぐんまフェアの高崎会場での市民をまきこんでの花のまちづくりをご紹介いただきました。ワークショップ、講習会・見学会、デモンストレーションなどいろいろな取り組 みを活かして、市民の力と最新の造園技術で見慣れた町並みを花と緑で一変させた実例をご紹介いただきました。 |
5月22日〜24日:交流会 |
総会の前日22日(金)から24日(日)にかけて交流会を行いました。4つのオプションも含めると、瀬戸内海から太平洋側の高知まで四国を縦断しつつ幅広く四国をご覧いただく機会となりました。 |
22日 屋島&四国村(オプション1) 危ぶまれていた天気は予報を見事に覆し、美しい屋島と瀬戸内海の風景をご堪能いただきました。また、四国の伝統的な家屋が見られる四国村も見学しました。 |
23日 イサムノグチ庭園美術館(オプション2) 23日(土)の朝にもかかわらず大勢の方が参加されました。イサムノグチのアトリエや庭を美術館にしたもので、石彫の作品群が印象的でした。また、造園素材の庵治石の産地としても有名なこのエリア。石材店が連なる光景に、庵治の技術が作品を支えたことをうかがう機会ともなりました。 |
栗林公園(オプション3) 四国を代表する栗林公園は、ミシュランガイドでも3星を獲得した特別名勝の庭園です、(社)日本庭園協会の水本理事のご案内の元、庭園内の日暮亭でお抹茶をいただきながら氏が携わった茶室の裏話、庭園の景観を意識した構成、独特の松の手入れなど興味深い解説をうかがいました。 |
善通寺フラワー&ガーデンフェスタ2009 善通寺市が取組む「花のまちづくり」の一環として2003年より実施されているイベント。2009は、出展ガーデン、寄せ植えやアレンジメントの展示、屋上庭園、オープンガーデン、各種催しや園芸教室などが開かれました。年々入場者を増やし今年は10,800人の来場がありました。 |
24日 金刀比羅宮(自由見学) 江戸時代に伊勢と並ぶ参拝の目的地として知られ、長い石段の上からは讃岐平野を一望しました。 旧金毘羅大芝居金丸座(オプション4) 江戸時代に歌舞伎を楽しんだそのままの座の様子を残した現存する最古の舞台を、地元の方のご説明でうかがいました。天井全体にふる紙ふぶきや人力でのせり上がりなど興味深い解説でした。 |
国営讃岐まんのう公園 まんのう公園では庵治石で構成されたエントランスや大滝、阿讃山脈を借景にした芝生広場や花壇の広々した景観をご覧いただきました。自然生態園ではインタープリターボランティアの方による解説が行われ、昔ながらの田んぼやため池のあるこの地域の里山の自然を解説していただきました。 |
高知県立牧野植物園 植物園に到着する前にバス内で山崎さんからレクチャーいただき、植物園では職員の黒岩さんに丁寧にご案内いただきました。現地を見ながら植栽計画や施工など、牧野ならではの植物園とするため工夫を重ねた苦労話に専門家ならではの深い話をうかがえました。 |
竹林寺 植物園に隣接するお寺に特別名勝の庭園を拝見しました。四国八十八箇所の札所にもあたる名刹です。池泉林泉のお庭の佇まいにあわただしい旅程の中でもしばしの落ち着きを取り戻す場となりました。 |
2009総会&交流会in四国 幹事 藤田真由美 |